花を求めて(梅小路公園)

抜けるような青空が広がる本日、散歩の足が軽やかに向かうのは、毎年楽しみにしているイベントの一つ、「梅まつりin梅小路公園」です。以前、隣にある「京都鉄道博物館」へ京都まちなか散歩に訪れましたが、その際公園へ散歩に立ち寄らなかったのは、このまつりへ参加する予定があったからでもあります

京都下京区にあります「梅小路公園」は、京都駅の西に位置しており、緑地やプレイパーク、レストランなどの施設も充実している広大な公園です。さらには「京都水族館」や「京都鉄道博物館」と隣接しているため、散歩客だけでなくファミリーやカップル、年配者まで幅広い世代に人気があるスポットとなっています。一年を通して、楽しみが溢れている場所と言っても良いでしょう。

さて、本日の京都まちなか散歩でお目当てにしている「梅まつり」ですが、公園の大宮南入口側にある梅林で行われています。下京区120周年を記念して、2000年に植樹されたとのことで、おおよそ14品種140本の梅を堪能することのできる、京都有数の「梅の名所」となっています。

散歩道を進んでいくと、青空に映える濃厚な桃色が、目に飛び込んできました。紅梅は、ずいぶんと開花が進んでいますね。花の美しさもさることながら、辺り一面に漂う心地よい香りに、まるで別世界に迷い込んだような気分です。

「梅小路公園」は桜の名所でもあり、毎年お花見の時期には大勢の方が散歩へと訪れます。それに劣らない魅力を持つのが、この梅林です。白、桃色、そして紅色の競演を楽しめるのは、「梅ならでは」と言っても過言ではありません。

様々な品種があるため、満開のタイミングにズレがあるところも「梅小路公園」の魅力です。数日後には違う表情を楽しめるわけですから、つい何度も散歩へ訪れたくなってしまいます。

「梅まつりin梅小路公園」では、「梅の剪定講座」も開催されていました。ご自宅で育てていらっしゃる方には、ぶらり散歩へ立ち寄りたい嬉しいイベントです。ご興味のある方は、日時を確認してから訪れることをお勧めいたします。

梅まつり開催中の梅林は紅白の幕に囲まれて、誰でも無料で気軽に散歩を楽しむことができます。「他の目的で訪れたけれど、あまりの美しさに立ち寄った」という京都観光の方も、きっとたくさんいらっしゃるでしょうね。

京都水族館や京都鉄道博物館にも隣接し、ぶらり散歩の楽しみが満載です。

本日の京都まちなか散歩では、快晴の空の下、愛らしい梅と出逢うことが出来ました。京都に訪れたばかりの春を、体中で感じることのできる穏やかな一日です。近い将来、再び梅の姿に出会うことを心に誓いながら、京都まちなか散歩を終えることにいたします。

参考URL
http://www.kyoto-ga.jp/umekouji/introduction/

梅小路公園