町衆の心意気!祇園祭 後祭

祇園祭は、日本三大祭のひとつに挙げられ、その伝統や豪華さ、規模の大きさからも多くの方が京都に来られます。2014年には、後祭が復活しました。
疫病流行の主因とされた牛頭天王のたたりを鎮めることで、病魔を追い払おうと祈願したことがこの祭の始まりとされています。

京都のまち全てでこの祭を行っているとお考えの方もいらっしゃるかと思うのですが、実は四条の町衆の方たちの祭りやんと私は冷ややかに思ってきました(きっと叱られます)。それは、冷たいやないか!ということになると思いますが、宵山や巡行が近づくとまちは混雑しますし、どこか我慢をしているという意識があったのだと思います。しかしながら、実際に祭のさ中を歩いてみますと、町衆の方の祭りを続けていくという強い心意気がひしひしと感じられ、素晴らしい!と感銘を受けました。私の天邪鬼も少しは治るでしょうか。

鈴鹿山、役行者山、黒主山、鷹山、八幡山、北観音山、浄妙山、鯉山、橋弁慶山、南観音山、大船鉾とぶらりんしました。2014年、150年ぶりに大船鉾が復活しました。