本日は突き抜けるような晴天です。このような空を眺めていると、京都まちなか散歩へつい誘われてしまいます。太陽の光をいっぱいに浴びながらの散歩には、やはり京都の自然と触れ合える散歩先が向いています。
薫風に誘われ、鴨川から植物園あたりをぶらりんすることにしました。丸太町橋から北大路橋までおおよそ3km程度ですが、咲き誇った桜は去ってしまって今は新緑が美しい季節。爽快!を体感できる京都まちなか散歩のスタートです。
丸太町橋からのんびりと散歩の足を進め、まずは北大路橋を目指します。しばらくすると東の遠方に比叡山が見えます。比叡山の姿は何度もこのブログで紹介しておりますが、季節や場所によって姿が違いますね。川の流れも穏やかです。
出町橋界隈は、以前にも京都まちなか散歩で訪れました「糺の森」や「下鴨神社」、また神社参道途中に「旧三井家下鴨別邸」があります。こちらでも一度立ち止まり、遠くを眺めてみますと大文字山(如意ヶ嶽)が見えました。山に囲まれた京都ですから、随所で眺める山の姿も散歩の楽しみです。
北大路橋の前には山吹の花でしょうか、青い空に黄色が映えていました。この橋は「上賀茂神社、下鴨神社」で行われる葵祭の祭列が通る道筋にもなっている、京都らしさを感じられる散歩スポットです。
新緑の緑色も美しいです。本日の京都まちなか散歩で求めていた爽快感あふれる景色を満喫することができ、森林浴でもしようかと新鮮な空気をいっぱいに吸い込みました。
さて、散歩の足が植物園へと到着しました。この場所は、一年を通して数々の花を見ることができ、足繁く通っております。
しかし、花の美しさに感動するものの、名前が分からない(覚えようという努力に欠ける私です)ものも少なくありません。昔は「美しいものは美しいでいい」と思っていましたが、このままでは京都まちなか散歩へ訪れるたびに「前にも見たけれどなんやっけ……」を繰り返すことになりますから、最近は積極的に調べるようにしています。
植物園であれば、花のそばにある立札を読んだり、スタッフさんに聞いたりできますが、他の場所での散歩ではそうはいきません。そんな時には、ポケットサイズの植物図鑑が重宝します。こちらの優しい色合いをしたピンク色の花は、西洋シャクナゲとのことです。
ツツジは色とりどりの彩色で際立っていました。これほど、様々な色をしたツツジの光景が広がっている場所は少ないのではないでしょうか?これらの色を生み出すために、品種改良が何度も行われているとのことです。
この季節はその他にも、整然と並んで咲くチューリップや青々とした芝生、アネモネなどが印象的でした。もう少しすると今度はバラのシーズンがやって来ます。まだまだ植物園での楽しみは尽きそうにありません。
名残惜しいのですが、美しい花たちに別れを告げ、本日の京都まちなか散歩を終わりにします。
参考URL
https://www.pref.kyoto.jp/plant/