源氏の宝刀 髭切!北野天満宮宝物殿

京都には数々の歴史ある宝物が残されております。それらとじっくり対峙できるのも、京都まちなか散歩の魅力だと言えるでしょう。これまでにも何度か訪れておりますが、本日の京都まちなか散歩は京都市上京区にあります「北野天満宮宝物殿」を目指し、散歩の足を進めて参りたいと思います。

私が散歩へ行こうと思い立ったのは源氏の宝刀である「髭切」が見たいとの思いからでした。しかしながら、こちらの宝物殿はいつでも入れるわけではありません。普段は毎月25日、もしくは限定公開期間のみの拝観となりますので、京都まちなか散歩へお越しの際はスケジュールを確認してからお越しください。

なんでも罪人の首をはねた際に髭まで断つ切れ味の鋭さから「髭切」の別名がついたと言われています。また渡辺綱が一条戻橋(以前一条戻橋を紹介しましたが、切り落とされた腕を鬼が取り返しに戻ってきたという話)で鬼を切ったとのことで「鬼切丸」とも呼ばれています。

さすが宝刀というだけあって魅了されますが、不思議な緊張感というのでしょうか、どこか背筋が寒くなるような感じもします。ここにずらりと並ぶ刀のそれぞれが、人を殺めるため作られた訳であり、実際に使用されてきたのですから当然の心象と言えるでしょう。

粟田神社」へ京都まちなか散歩に訪れた際にも少し触れましたが、本日は若い女性に人気のアニメ「刀剣乱舞」と関連のあるイベントが行われていました。アニメの内容は存知上げませんが、刀をきっかけに京都の歴史に触れる方が増えるのは良いことだと思っております。

このイベントでは、京都まちなか散歩で是非拝見したいと感じておりました「髪切」や國広はじめ重要文化財の名刀など約40振りもの刀剣が公開されていました。どれも貴重な刀剣ですから、このようなイベントを開催していただけた、アニメ人気に感謝するべきなのかもしれません。

本日は刀をテーマにした京都まちなか散歩でしたが、普段の拝観では国宝である「北野天神縁起絵巻 承久本」をはじめ、古文書、刀剣、蒔絵や屏風、茶道具といった数多くの文化遺産を見ることができます。梅や紅葉の季節に長期公開されることが多いため、自然に身を任せた京都まちなか散歩とセットで楽しんでみてはいかがでしょう。

本日はまだ、梅にも桜にも早い季節でありましたが、早春の季節ならではの趣きを感じることができました。気のおもむくままぶらりと一周、散歩をしてから帰宅することにいたします。

北野天満宮」へ足を運ぶたびに思うのですが、京都へ訪れた散歩客を母のような大きな心で包んでいるような、そんな気持ちになります。心身ともにリラックスされたい方には、特におすすめの京都まちなか散歩スポットと言えるでしょう。

参考URL
http://kitanotenmangu.or.jp/highlight.php